前回の答え。
1. They are Japanese.
2. Sheep look heavy.
3つ目の文の形です。
学校では「第3文型」、「第4文型」、「第5文型」と呼ばれているらしい形を扱います(らしい、って言ってますが、当然ちゃんと理解してますよ)。
今、私が唐突に、「私は買う」とだけ言って、しばらく黙ったとしましょう。
何を思いますか?
「何をやねん!」って言いたくなるはずです。
この主語と動詞のみを言われた時に「何をやねん!」って言いたくなってしまうような文の形こそ、第3のパターンです。
とはいえ、学校で文型として3つに分けるくらいなので、実際にはもっと分類が必要です。
このパターンの中に含まれている"文"の形は、細かく言うと3つです。
まず、S+Vに何か一つだけ付け加えればよい"文"。
上の例にある「私は買う」という文は、何を買うかがなく、相手に動作が伝わりません。
そこで、SとVの後に、そのまま何を買うかを付け加えます。
例えば、「鉛筆」を買うとしましょう。
すると、「私は鉛筆を買う」という文になるので、英語は
I buy a pencil.
となります。
「私たちは野球をします」なら、
We play baseball.
となります(We playでは何をやるのかわからないから、S+Vの後ろにbaseballを続けます)。
S+Vでとめると、やっぱり「何をやねん!」と言いたくなるのはbuyでもplayでも同じです(教科書ではこの形を第3文型と呼びます)。
中には「何をやねん!」が長いものもあるでしょう。
例えば、「私たちはその犬をポチと呼びます」という文は、「私たちは呼びます」では何も相手に伝わりません。
上の文は、私たちが"犬=ポチ"と呼んでいることが一番重要です。
言いかえれば、「何をやねん!」が"犬=ポチ"となっている文と言えます。
したがって、S=We、V=callの後ろに"犬=ポチ"を入れなければいけません。
で、実は英語ではこういう時にはイコールの左右をそのまま順番に続けて書くというルールがあります。
よって、
We call the dog Pochi.
となります。
ちょうど、the dogとPochiが前回の動詞の前後と同じように"イコール"になっています。
このように、S+Vの後にくる名詞Aとその直後にAとイコールになる名詞または形容詞が続く"文"が2つ目のパターンです(この形を学校では第5文型と呼びます)。
中には、「何をやねん!」だけでなく、「誰にやねん!」も必要な"文"があります。
これが3つ目のパターンです。
例えば、「私は彼女に指輪をあげます」は、当然「私はあげます」だけでは相手に伝わりません。
「私は指輪をあげます」と言っても、誰にあげるのかわからないので、まだ完全ではありません。
「私は彼女にあげます」も、何をあげるのかわからないので、完全ではありません。
完全な形にするには、「指輪を」も「彼女に」も重要です。
したがって、2つ目のパターンのように、「指輪を」も「彼女に」も書かなくてはいけないのです。
英語では、この例を英語にする方法が2つあります。
1つ目は、最初のパターンで書く方法で、I give a ring to her.となります。
2つ目の方法は、「誰に」「何を」の順で動詞の後ろに書く方法です。
上の例で言うと、
I give her a ring.
となります(この書き方を第4文型と言います)。
なぜ2つの書き方があるかは、また後日詳しく書くことにします。
さて、このS+Vの後に「何をやねん!」が必要な"文"の「何をやねん!」を文法用語では目的語と言い、Oで書く教科書がほとんどです。
また、「誰にやねん!」が必要な文の場合、「誰にやねん!」が間接目的語、「何をやねん!」を直接目的語と呼びます(どちらもOで書きます)。
まあ、このシリーズでは「」の中の呼び名そのもので統一するので、文法用語なんてどうでもいいんですが、参考書を読む場合のヒントです。
練習問題
1. ケンはサッカーが好きです。
2. 私はクミに手紙を送る。
3. 彼らはその羊をメリーと名付ける。
1. They are Japanese.
2. Sheep look heavy.
3つ目の文の形です。
学校では「第3文型」、「第4文型」、「第5文型」と呼ばれているらしい形を扱います(らしい、って言ってますが、当然ちゃんと理解してますよ)。
今、私が唐突に、「私は買う」とだけ言って、しばらく黙ったとしましょう。
何を思いますか?
「何をやねん!」って言いたくなるはずです。
この主語と動詞のみを言われた時に「何をやねん!」って言いたくなってしまうような文の形こそ、第3のパターンです。
とはいえ、学校で文型として3つに分けるくらいなので、実際にはもっと分類が必要です。
このパターンの中に含まれている"文"の形は、細かく言うと3つです。
まず、S+Vに何か一つだけ付け加えればよい"文"。
上の例にある「私は買う」という文は、何を買うかがなく、相手に動作が伝わりません。
そこで、SとVの後に、そのまま何を買うかを付け加えます。
例えば、「鉛筆」を買うとしましょう。
すると、「私は鉛筆を買う」という文になるので、英語は
I buy a pencil.
となります。
「私たちは野球をします」なら、
We play baseball.
となります(We playでは何をやるのかわからないから、S+Vの後ろにbaseballを続けます)。
S+Vでとめると、やっぱり「何をやねん!」と言いたくなるのはbuyでもplayでも同じです(教科書ではこの形を第3文型と呼びます)。
中には「何をやねん!」が長いものもあるでしょう。
例えば、「私たちはその犬をポチと呼びます」という文は、「私たちは呼びます」では何も相手に伝わりません。
上の文は、私たちが"犬=ポチ"と呼んでいることが一番重要です。
言いかえれば、「何をやねん!」が"犬=ポチ"となっている文と言えます。
したがって、S=We、V=callの後ろに"犬=ポチ"を入れなければいけません。
で、実は英語ではこういう時にはイコールの左右をそのまま順番に続けて書くというルールがあります。
よって、
We call the dog Pochi.
となります。
ちょうど、the dogとPochiが前回の動詞の前後と同じように"イコール"になっています。
このように、S+Vの後にくる名詞Aとその直後にAとイコールになる名詞または形容詞が続く"文"が2つ目のパターンです(この形を学校では第5文型と呼びます)。
中には、「何をやねん!」だけでなく、「誰にやねん!」も必要な"文"があります。
これが3つ目のパターンです。
例えば、「私は彼女に指輪をあげます」は、当然「私はあげます」だけでは相手に伝わりません。
「私は指輪をあげます」と言っても、誰にあげるのかわからないので、まだ完全ではありません。
「私は彼女にあげます」も、何をあげるのかわからないので、完全ではありません。
完全な形にするには、「指輪を」も「彼女に」も重要です。
したがって、2つ目のパターンのように、「指輪を」も「彼女に」も書かなくてはいけないのです。
英語では、この例を英語にする方法が2つあります。
1つ目は、最初のパターンで書く方法で、I give a ring to her.となります。
2つ目の方法は、「誰に」「何を」の順で動詞の後ろに書く方法です。
上の例で言うと、
I give her a ring.
となります(この書き方を第4文型と言います)。
なぜ2つの書き方があるかは、また後日詳しく書くことにします。
さて、このS+Vの後に「何をやねん!」が必要な"文"の「何をやねん!」を文法用語では目的語と言い、Oで書く教科書がほとんどです。
また、「誰にやねん!」が必要な文の場合、「誰にやねん!」が間接目的語、「何をやねん!」を直接目的語と呼びます(どちらもOで書きます)。
まあ、このシリーズでは「」の中の呼び名そのもので統一するので、文法用語なんてどうでもいいんですが、参考書を読む場合のヒントです。
練習問題
1. ケンはサッカーが好きです。
2. 私はクミに手紙を送る。
3. 彼らはその羊をメリーと名付ける。